犬と猫と人間と
・日本全国で年間28万の犬と猫が殺処分されている。
・ブリーダー業界のなかには、メス犬/猫を小さな糞尿にまみれたケージに閉じ込め、命つきるまで発情期ごとに子供を産ませる罪深い業者がいる。
・その日お母さんのおっぱいから剥がされるように離された子犬/子猫は、野菜や魚市場のように動物市場で競りに掛けられ、くしゃくしゃの新聞紙と一緒に段ボールに入れられて何時間も陸送されてペットショップに運ばれる。とある大手ペットショップチェーンは年間200頭は生きて店まで辿り着けず、誰にも存在を知られず死んで行くと回答した。
・生きた動物も死んだ動物も、とある業者にとっては商品である。人間の身につける服やアクセサリーの素材として最後まで利用されていく。
・血統証の発行プロセスは抜け道だらけである。
・最近、六本木や歌舞伎町で深夜営業のペットショップが繁盛している。全国に支店を次々と広げている。ショーケースに入った動物たちは、夜通し騒音と電気の光に照らされ、衰弱し感染症を罹患しているケースもある。「パパ」に買わせて翌日店に動物を戻し、キックバックをもらうシステムもあると言われている。
・保健所で捨てられた犬猫の殺処分を行う職員への誤解、理解不足。彼らはトラウマと戦っている。
・殺処分は安楽死ではなく、密閉した部屋で二酸化炭素ガスを吸わされ苦しみながら死ぬという事実。
・先進国のなかで唯一、動物を守る、動物が生きる権利を守る法整備が整っていない国・日本。
・そして、これら日本のペットビジネスおよび社会に関わる現状は、すべて消費者のニーズと無知さによって成り立っているという事実。
2日前、捨てられた犬や猫を取り巻く環境と対峙し、活動されてきた作家・渡辺真子さんの貴重なお話を伺う機会がありました。多少の表現の違いはあるにせよ、冒頭の羅列はそこで学んだ事実です。今になって書いているのは、その事実を咀嚼するのにとても時間がかかってしまったためです。
衝撃的な事実や現状をどう受け止めれば良いのか焦りました。知らなかったし、無関心でもありました。
何よりも恥ずかしいと感じたのは、これが国レベルの問題だと認識されていない点です。
欧米の先進諸国では法整備も社会システムも整っているのです。
日本に住む動物は不幸としか言えませんね。
知ってしまった以上、何かしなければと思ったけれども、どこをどうして良いのか…
そして、いつかこの事実は娘にも伝えたいけれど、一体どう説明すればいいのか。
小さな一歩として、なるべく多くの人に現実をシェアしていただきたく、つたない文章ですが書くことに決めました。書くことにより、自分の今後の考え方の指針にもしたいなと思いました。
この問題については、渡辺真子さんの著書やブログで詳しく知ることができます。
その日は帰宅してすぐ、我が愛猫たちを抱きしめてあげました。
彼らは、一匹は里親募集でもらった子、もう一匹は3ヶ月間ケージに閉じ込められていた状態からもらってきた子でした。元買い主であった奥様がガンで亡くなったため、猫嫌いのご主人はどうして良いか分からずケージに入れっぱなしだったと聞きました。そのせいか、その子はとても甘えん坊です。
ピースフルな寝顔を見ると、この子たちはうちに来てハッピーかな?
昨日、渡辺真子さんに事実を知らせてくれたお礼を書くと、メッセージが届きました。
「どうぞ、お力を貸してくださいね。これからもよろしくお願いします。」
・ブリーダー業界のなかには、メス犬/猫を小さな糞尿にまみれたケージに閉じ込め、命つきるまで発情期ごとに子供を産ませる罪深い業者がいる。
・その日お母さんのおっぱいから剥がされるように離された子犬/子猫は、野菜や魚市場のように動物市場で競りに掛けられ、くしゃくしゃの新聞紙と一緒に段ボールに入れられて何時間も陸送されてペットショップに運ばれる。とある大手ペットショップチェーンは年間200頭は生きて店まで辿り着けず、誰にも存在を知られず死んで行くと回答した。
・生きた動物も死んだ動物も、とある業者にとっては商品である。人間の身につける服やアクセサリーの素材として最後まで利用されていく。
・血統証の発行プロセスは抜け道だらけである。
・最近、六本木や歌舞伎町で深夜営業のペットショップが繁盛している。全国に支店を次々と広げている。ショーケースに入った動物たちは、夜通し騒音と電気の光に照らされ、衰弱し感染症を罹患しているケースもある。「パパ」に買わせて翌日店に動物を戻し、キックバックをもらうシステムもあると言われている。
・保健所で捨てられた犬猫の殺処分を行う職員への誤解、理解不足。彼らはトラウマと戦っている。
・殺処分は安楽死ではなく、密閉した部屋で二酸化炭素ガスを吸わされ苦しみながら死ぬという事実。
・先進国のなかで唯一、動物を守る、動物が生きる権利を守る法整備が整っていない国・日本。
・そして、これら日本のペットビジネスおよび社会に関わる現状は、すべて消費者のニーズと無知さによって成り立っているという事実。
2日前、捨てられた犬や猫を取り巻く環境と対峙し、活動されてきた作家・渡辺真子さんの貴重なお話を伺う機会がありました。多少の表現の違いはあるにせよ、冒頭の羅列はそこで学んだ事実です。今になって書いているのは、その事実を咀嚼するのにとても時間がかかってしまったためです。
衝撃的な事実や現状をどう受け止めれば良いのか焦りました。知らなかったし、無関心でもありました。
何よりも恥ずかしいと感じたのは、これが国レベルの問題だと認識されていない点です。
欧米の先進諸国では法整備も社会システムも整っているのです。
日本に住む動物は不幸としか言えませんね。
知ってしまった以上、何かしなければと思ったけれども、どこをどうして良いのか…
そして、いつかこの事実は娘にも伝えたいけれど、一体どう説明すればいいのか。
小さな一歩として、なるべく多くの人に現実をシェアしていただきたく、つたない文章ですが書くことに決めました。書くことにより、自分の今後の考え方の指針にもしたいなと思いました。
この問題については、渡辺真子さんの著書やブログで詳しく知ることができます。
その日は帰宅してすぐ、我が愛猫たちを抱きしめてあげました。
彼らは、一匹は里親募集でもらった子、もう一匹は3ヶ月間ケージに閉じ込められていた状態からもらってきた子でした。元買い主であった奥様がガンで亡くなったため、猫嫌いのご主人はどうして良いか分からずケージに入れっぱなしだったと聞きました。そのせいか、その子はとても甘えん坊です。
ピースフルな寝顔を見ると、この子たちはうちに来てハッピーかな?
昨日、渡辺真子さんに事実を知らせてくれたお礼を書くと、メッセージが届きました。
「どうぞ、お力を貸してくださいね。これからもよろしくお願いします。」
by akiyaseaside
| 2010-07-30 13:04
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